
以下この絵についての妄想。
魔物が蔓延っていて、でもその魔物は同じ「魔物」である剣でしか倒すことが出来ない。
でもその剣は誰しもが振るえるというわけではなく、剣は適応者を求める。
それ以外のものは触れることすらできない。ただし剣は鞘にしまわれれば適応者でなくとも運ぶことができる。
適応者として認識されたファイ、適応者は一人しかいない。
だから魔物に対処できるのもファイだけ。
対魔物の軍はあるけど、攻撃は効かないため防御しかできない。
軍の仕事は国民を守ること。
黒鋼はこの軍所属。ファイも適応者なので必然的に軍所属。
(昔はただの一般市民、黒鋼とは幼馴染)
(ファイが適応者として軍に連れて行かれたので黒鋼も軍に入る)
ファイは適応者が自分であることをしっかり理解、納得している。
黒鋼はファイだけが危険に身を置き傷つくのがいつも我慢できない。
魔物がきて、ファイに出動要請が下る。
剣を抜いて、魔物に対峙するとその瞬間からファイの意識は剣に支配される。
(つまり自分の体の制御がなくなる、痛みも制御されているため、たとえ怪我を負っても魔物がいる限り、剣が動く限りはファイは闘い続ける)
魔物がいなくなったと剣が判断するとファイに意識と体の自由が戻される。
重傷を負ったまま闘い続け、魔物全てをせん滅して剣が鎮まる。
魔物の血と自身の血に塗れた状態で倒れるファイ、駆け付ける黒鋼。
意識のないファイに呼びかける、でも無反応。救護班に連絡。
ふとファイの手に目をやると、鞘にしまわれていない状態のままで剣が握られている。
その状態では黒鋼は剣に触れることができないため、剣を握るファイの手ごと握り締めて鞘に納める。
結局はなんだって、
最後の「剣を握りしめた手の上から握りしめて鞘にしまう」という萌えから生まれた設定です。
なんちゅう長い絵の説明…。
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